第1回エンデ学会公開講座 受講者募集!!

エンデ学会初の公開講座として、ドイツ文学研究家の堀内美江氏をお招きし、ミヒャエル・エンデの作品と思想について深く掘り下げます。また、エンデ学会呼びかけ人の影山知明氏との対談も予定しております。

◯開催概要
・日時: 2024年10月26日(土) 13:00〜14:30
・会場: 黒姫童話館 童話の森ホール(定員200名)
・参加費: 一般入館料600円で聴講可能

エンデのことを詳しく知らなくても、ご興味があればどなたさまでもご参加いただけます!
講座のテーマは「読むことは、生きること」エンデが伝えたい読書体験とは何だったのかをお話しいただきます。質疑応答は20分ほどございますので、この機会に一緒にエンデの思いを学び、つないでいきましょう!

◯講師のご紹介 【堀内美江さん】
愛知県豊橋市生まれ。大学院在学中にドイツ・ミュンヘン大学へ留学し、シュタイナー教育を日本に紹介し、また当館エンデコーナー創設に尽力していただいた恩師、故子安美知子早稲田大学名誉教授に師事。そのご縁からエンデ氏と出会い、エンデご夫妻とプライベートな時間を共にする。現代の文明、そして人間の本質について語り続けた、根本的なエンデ氏の考え方や愛嬌あふれる人間性に触れ、その記憶が自分自身の大きな糧となっている。帰国後は、エンデ氏が当館に2000点以上送り続けた私的資料整理を引き継ぎ完成させる。その記録が『エンデの贈り物』(河出書房新社)として刊行されている。現在はシュタイナー幼稚園運営者として教育分野の本業に精進しながら、エンデ氏の作品と思想を伝えることと、エンデ氏と深い交流のあった子安美知子氏が日本に残したエンデ関係の資料を整理公開することを目標とし、活動を行っている。当館では毎年秋に堀内さんをお招きし、エンデ氏の思いをつなぐエンデ公開講座を開催している。

◯対談者 【影山知明さん】
1973年東京都生まれ。高校までを愛知県で過ごし、東京大学法学部に進学。卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、総額30億円規模のベンチャーキャピタルの創業などに携わったのち独立、株式会社フェスティナレンテを創業する。
2008年、空き家となった西国分寺駅近くの生家を建て替え、多世代型シェアハウス「マージュ西国分寺」をオープン。その1階の『クルミドコーヒー』は、東京有数の人気店に。2017年には国分寺に『胡桃堂喫茶店』の営業も開始。出版事業「クルミド出版」をはじめ、書店業、哲学カフェ、大学、米づくり、地域通貨「ぶんじ」などにも取り組み、カフェという枠組みから飛躍し様々な活動に取り組んでいる。著書に「ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~」(大和書房)また、TBS報道番組『NEWS23』のコメンテーターでもある。

◯申し込み方法
応募方法:黒姫童話館へ電話(026-255-5900)またはメール(douwakan@town.shinano.lg.jp)にて以下の情報をお知らせください。
※(お名前/ご住所/電話番号)
・申 込 先:黒姫童話館(026-255-5900、douwakan@town.shinano.lg.jp
・申込締切:当日まで受付(ただし、定員に達し次第締め切る場合がございます)

◯注意事項
・会場の収容人数に限りがあるため、お早めにお申し込みください。
・当日は入館料のお支払いが必要です。

◯駐車場情報や公共交通機関でのアクセス方法
 ・自家用車(信濃町インターチェンジから黒姫童話館までのルート(移動時間12分)
 https://maps.app.goo.gl/hjwQQYWZ3h3irebz9
 ・鉄道:しなの鉄道快速軽井沢リゾート1号 長野駅10:53発→黒姫駅11:24着
   ※乗車券のほかに列車指定券が必要です。
   ※黒姫駅前からタクシーで黒姫童話館へ
   ※黒姫駅内観光案内所でタクシー初乗り補助券を発券しています。

◯お問い合わせ
・イベントに関するご質問は、黒姫童話館までお気軽にお問い合わせください。
 ・電話:[026-255-2250]
・メール:[douwakan@town.shinano.lg.jp]

黒姫童話館は、ドイツ人児童文学作家ミヒャエル・エンデの創作に関わる貴重な資料を所蔵しています。エンデ学会は、エンデの作品や思想をより深く探求するために設立されました。今後も定期的に公開講座や研究会を開催する予定です。